2012
12.15

コトの思い出

Category: コト
一年前の12月15日、コトが家にやってきました。

それまではウォーキングの時に、ご飯をあげていたのですが、
二ヶ月くらい前からは毎日のように車で運んでいました。

その頃のコトの食欲はすごかったです。
外猫は食べれる時にいっぱい食べる!という習性があるんですよね。
悲しい習性です・・・。

お腹いっぱいになると、すーっと私から離れていきます。
私は「まて、まて」と、追いかけて触っていました。
喉をごろごろ鳴らして気持よさそうにしているのですが、
しばらくするとまた離れていってしまいます。

「じゃあまた来るからね」と言っても、
他の猫のようにスリスリしてきたり見送ってくれたりなんかしません。

コトはそんな猫でした。


コト1 
寂しそうな顔・・・。
家にいたコトと同じ猫だなんて思えない。


川沿いの住人でいつも魚をあげている人も一度も触ったことがない、
と言うくらい。
人懐れしなくて可愛くない猫だ、と思った人もいるでしょう。

でも私は反対にいじらしかったです。
この子はきっとわかっているんだ。
「自分はけっして飼い猫にはなれない。
人の優しい手や温かい手に慣れすぎてはいけない」って。

コトを保護したのは、親友との悲しい別れから一週間後です。 
なにかに夢中になって、少しでも辛い現実を忘れていたかった。
なので一生懸命世話をしました。
コトに甘えもしました。
だから私にとってコトは特別な猫なんです。
ずっとずっと側にいて欲しい子でした。 



昨年12月。はじめて乗ったクッション。
4コト 

今年6月。
暑くないの?という気候でしたが、ずっと使っていました。 
2コト 
保護した時は痩せてると思ったけれど、
こうして写真を見ると、6月の方が痩せてみえる・・・。   


和室のソファーでくつろぐコトさん。
5コト   
こんなにリラックスしてるけど、
はじめの頃は、このソファーと壁の隙間にいたんですよ。
狭くて姿を隠せる場所が落ち着けたんでしょうね。
隅っこに小さいダンボールも置いてあったのでよく入っていました。

その後、ソファーの後ろは胃液を吐く場所になりました。
もう隠れることのないコトにとって不要の場所になったね。


サンルームが大好き!
6コト 

なにか見つけたの?ずっと覗きこんでたもんね。
8コト  


すっかり慣れてからは、こんな光景も!
マッサージチェアのおじさんの足の下で毛づくろい^^
11コト 

コト、匂いなんか嗅いでくさいからやめなさい!!
12コト 


コトらしい顔です。
7コト 


窓辺はどこより好きな場所になりました。
9コト  


暑くなると洗面所でながなが~。
1コト 


知らない間に2階にも上がっていて、家中がコトの寝場所でした。
どの部屋にもコトの姿が残っています。


朝、夕方、夜と、ここから外を見てたっけ。
裏庭のフェンス越しに道路が見えるんです。
眺めているだけ、 けっして出ようとしないけど可哀想で・・・。 
10コト   


突然身体の自由がきかなくなった日・・・。
子猫のように甘えるコトが可愛いくてたまらなかった。 
視力はなくしてしまったけれど、とても柔らかくて優しいまなざしになりました。
13コト  

やっぱり出窓が好き~。
コト3


コト、生きていたね!
14コト  


決して飼い猫にはなれない、と思っていただろうコトに、
私はしつこいくらい言って聞かせました。
「コトはうちの子だよ。もう大丈夫だよ!」って・・・。
 
やっとうちの子になれたのに、すっかりうちの子になったのに、
これから幸せな余生を送れるはずだったのに、
もっと早く見つけてあげなくてごめんね・・・。 

いまは午前中は温かい和室に、
午後からは庭を眺められる居間の出窓に、 
夜は私と一緒の部屋で寝ています。 (愛犬はおじさんの部屋)

いつかは土に返してあげなくては・・・。
その時はネコ草の下に葬ってあげましょう。
懐かしい川沿いにもね。
それまではず~っと一緒にいようね、コト。


コトが残してくれたネコ草、モコがしっかり守っとる(食べとる)でね~。
MOKO.jpg 



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2012
10.26

ばいば~い、コト!

Category: コト
コトが我が家に来たのは、昨年12月15日、
そして10月22日に天国に旅立っていきました。

一緒に暮らしたのはわずか10ヶ月。
コトと一緒にいる時間は私にとってかけがえのないものだったので、
もっともっと長い月日に感じます。


コト3



コトがはじめに体調を崩したのは今年の3月です。
血液検査では肝臓の数値の方が高かったけれど、
結局最後は猫に最も多いと言われる腎不全でした。

亡くなる前、コトの腎臓は正常の子の三分の一くらいしかなく、
機能していなかったのでしょう。
それでも最後まで嘔吐することなく数日下痢でしたがちゃんとトレイで済ませ、
手のかからない子でした。

後にモコの病院で話したら、「腎不全で嘔吐しないのはとても幸せな最後です」 と言われました。

突然不自由な体になっても、自力で立ち直ろうとする頑張りやさん。
こんなにいい子なのに、なんでこんな目にあうんだろう・・・、
と、めそめそしていた私の方がよほど弱虫です。


叶うことなら、思う存分水を飲ませてあげたかった!

葬儀屋さんに「好きだったものを持ってきてください」と言われて、
水!なにがなんでも水!!と。
火葬する前に、コトの顔の横にたっぷりの水とお気に入りのフードを置き、
花と写真を入れて見送りました。 

ガーデン



地域猫だった頃のコト  
コト  

痩せっぽちで目が汚く、用心深くていつも寂しげ・・・。
そんな子でもたっぷり愛情を注いであげれば、こんなに可愛くなるんだよ、
ということをコトは教えてくれました。
 

コト2 



家に連れてきてしまって幸せだろうか?と悩んだこともあります。

でも夏頃からはわたしたちにとてもよく懐き、
お茶目で元気いっぱいの姿を見せてくれたことが、
コトからのありがとう! だったのかな、といまは思っています。   

 

コト5  

いつも元気に動いていたコトのしっぽ^^
触っていると左右に大きくピ~コピ~コ、診察台でもピコッピコ。

話しかけると、じーっと私の目を見つめています、いつまでも。
そんなコトが私は愛おしくてたまらなかったです。




コト「みんなでガンバレ!って応援してくれてありがとう。
   ずっと見守ってくれてありがとにゃ~」
こと 


コト、長い間よくがんばったね!

もし生まれ変わることがあるのなら、今度は飼い猫として生まれておいで。
コトの性格だったら可愛い家猫になれるよ。 

10ヶ月間、一緒に暮らしてくれてありがとう。
またいつか会おうね。 それまで「ばいば~い、コト!」



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2012
10.22

コト闘病記3

Category: コト
水が飲めたー!と喜んだのは一日だけ。また思うように飲めなくなりました。

こと2 



10月18日(木
こんなに元気になったよ!

コト 


でもバケツ復活。
コト2 


飲めそう? 「飲めない・・・」
コト3 


一度は諦めても・・・
コト4 


またバケツに張り付いてる。
コト5 


広縁ではあご乗せにして寝ちゃった。
コト6 



10月19日(金)
この日は病院に行くのをやめて様子見することに。

夕方、栄養缶詰をた~くさん食べて、消化剤の水溶きもちゃんと飲んだよ。
な~んだ、医者より私の方が上手いじゃん!

おじさんに抱っこされて寛ぐコトさん^^

コト  



10月20日(土)
朝は和室のベランダで日向ぼっこ。

コト2 

暑くなると日陰へ。
コト3 


気持よさそうに寝ていたので、病院に連れていくのが忍びなかったです。


この日の午後から元気がなくなりました。
ベッドに入っていても目を閉じないんです。力のない目のまま・・・。
いつもコトを見ていた私は少し胸騒ぎがしました。

こと 




10月21日(日)
病院に行かないつもりでしたが、
全く水を飲めない、注射器でも飲もうとしないので心配で連れて行くと、
コトの体温は5度しかなく(健康な子は8~9度)
厳しい状態であることを告げられました。 

夕方、1時間くらい抱っこしながら話しかけていたら・・・、
突然元気な目に戻ったんです! 本当に突然!!
その時のコトの目は忘れることができません。
そして水を与えるといっぱい飲んだんです!!
まず水は飲まない、と言われていたので希望が持てるかもしれない、と。  

 
いま思えば、これがコトのお別れだったのかもしれません。
ペットがお別れをすることを私は知っているので。

この日から一緒に寝ることに。
布団の隣にベッドを置いて添い寝・・・赤ちゃんがいたらこんな感じかな。



10月22日(月)
コトは全く動けなくなりました。

午前中は大好きな和室のベランダ、
お昼からは居間のソファーに移動してずっと側にいました。 

コト4 

やっぱり抱っこしてもらうのが好きだよね、コト^^
コト5 


この写真を写した25分後・・・、
口を5、6回ぱくぱく開けて(きっと鳴きたかったのに声がでなかったんだね)
そのまま動かなくなりました。

午後1時30分。
私に抱っこされたまま、ビさんに見守られてコトは逝ってしまいました。 

 
いまコトはソファーのベッドで気持よさそうに眠っています。
いまにもあ~んと鳴いて顔をあげそうです。 
今夜も一緒に寝ようね、コト。

もう脱水症状で苦しむことないよ。水が飲めなくて辛い思いもしなくていい。
とても悲しいですが、安心したように眠っているコトを見ると、
安堵の気持もあります。


明日、愛犬と同じところで葬儀・火葬をしてきます。


いままで私と一緒になってコトを心配してくれたみんな、本当にありがとう!
心から感謝しています。

コトの思い出レポを書きますね。
また一緒に笑って、泣いて(?)コトを思いだしてやってください。



2012
10.15

コト闘病記2

Category: コト

〈おはよー!〉

コト 


広縁のケージで日向ぼっこをするのが毎朝の日課。
コト13 



暑くなると、下に降りてきますが、
〈ベビーベッドはもうヤダー!〉 とソファーをよじ登って出窓へ。

コト12


コト2  


〈窓の外にはどんくさいモコがいるし。
もうパーンチできないのかしら・・・つまらないわ〉

モコ 



ソファーをつたって窓辺にもなんとかたどり着けます。
大好きな場所でご機嫌コトさん。

コト9 


〈でもやっぱりおじさんの膝が好き♪〉
コト6 


上の3枚の写真、ペットシーツを敷いていませんが、
実はこの時まったくオシッコがでなかったんです。
こんなことはいままでなかったので、
ついにくる時がきたか!と重い気持ちで過ごしていました。
このままでは尿毒症になって絶望的です。

ところが、36時間後にたっぷりでたんです、オシッコが。
いま思うに、トイレでしたくて我慢していたんじゃないかと!?
ぜったいそうだよね、ごめんねごめんね、コト。


8日目 トイレが出来たー!
      ケージの周りをバリアフリーにして自由にさせてみました。

9日目 水が飲めました!


コト7 


広縁でも!
コト10 


水から離れることができません。コト11 

傾いた顔や首をびしょびしょにして飲みつづけます。
コト、すごいね! ほんとにすごいよ、コト!!


病院から帰ると疲れてしまって、すやすやzzz。o〇○

コト0 

この掛け毛布、嫌いということが判明!
足に力がでてきたら、はねのけて身体の下に敷いていました。
コト、小さな親切大きなお世話でごめんよー。


脱水症状は改善されず、腎臓もよくなることはありません。
その上不自由な体になって、それでもコトは必死に生きようとしています。
体重は、2.4キロ・・・。
でもミルク、スープは飲むし、病院で食べた缶詰も決して吐きません。


コト、今度暖かい日に庭にでてみよう!
芝生の上を自由に歩かせてあげたい、とず~~~と思っていたのに、
足が悪くなってからでごめん・・・。
ネコ草畑にも行ってみようね。

猫草 

いまはもっとボーボーのネコ草畑。
モコも食べてるよー^^
猫草2 



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2012
10.10

コト闘病記

Category: コト
病院に行く日の朝。ふつーに元気でした。
この後、コトの身体に異変が起こるなんて・・・、この時は思ってもいなかった。


コト 


いつもの治療をして栄養缶詰をたくさん食べて、
担当医が口の中が気になるから、と口を大きく開けた後、
コトの様子がおかしくなりました。

頭が左に傾いてしまって、身体のバランスをとることができない。
左前足が全く動かなくなり、両目の瞳孔がちぐはぐで・・・。
すべて診察中に診察台でおこったことです。
 
あまりの急変に、
私は軽いめまいを起こして診察室で立っていることができませんでした。


この時の担当医の言動は腹立たしいものでしたが、
ステロイドは打ってあるから、処置の仕様はないと言うし、
早く安静にしてあげたくて家に帰ってきました。
(後で思うに、医者も動揺したのでは?)


口を大きく開けたことが引き金になっているのは確かですが、
病名ははっきりしないらしく、
三半規管がおかしくなった・脳梗塞・神経障害などなど・・・・。



マッサージチャアにフェンスを立ててつくったベッド。

コト5 



抱っこなんて好きじゃなかったのに、不安なんでしょうね。
膝の上で触っていると安心して眠ります。

コト2 


おじさんの膝は安定感があっていいね!
それにしてもコトさん、お尻の穴丸みえではしたな~い。
 
コト3  



夜中は可哀想だけど、和室に置いた大きいケージに入れます。
ケージ 



水は注射器で飲ませ、 缶詰は舐めさせるか液状にして注射器で与えます。
こと2 



寒い日はホッカロンと掛け毛布(笑)
こと 


毎日通院して補液し、注射をたくさん打ち、缶詰・水・薬を飲まされる・・・。
結局、緩和治療は延命治療になります。

でも脱水が酷くなり弱っていくのに、なにもしないで見ていることなんてできない。 猫は一週間二週間がんばるそうだから。

コト、家にこなかったら、こんな思いすることなかったね。
あのまま外にいたら、もう天国で楽になっていたかもしれないね。
・・・・・なんてめそめそじとじとしていたのは2日間だけ!



3日目 自力で座ってる!

「ほらっ、座れたよ!! 」
コト7 


「座ってるでしょ」
コト8 


「ねっ!!」 
コト6 



4日目

ソファーをよじ登って出窓に!

こと3 

ちょっと崩れてるけど箱座りしています。
こと4 



5日目

和室の広縁でうつらうつら居眠り。顔の傾きもだいぶ治ってきました。
べランダもなんとか移動できます。
ただ左前足を折って使っているので要注意です。 

瞳孔も正常になりつつあり、光は分かるようになりました。

コト10 


コトは子猫に戻ってしまいました。
子猫の頃、きっと甘えられなかっただろうから、
その分いっぱい甘えていいよ~。



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